それは、「明和電機の発想プロセスをもとに生まれた『おかしな発想シート』や『オタクギョタク発想法』など、紙とペンで体験するワークショップ」。
会場はあのアトリ工!アトリ工行きたい!
なにをするのかよくわからないまま、初アトリ工。初ムサコ。
ひとりで行けるのか心配だったけど、小野達海さんも行くとの事だったので、連れて行ってもらうことに。
お昼ご飯にパルム商店街の中にある「生ハム」というストレートな名前のお店に入る。
入口にはあの生ハムのかたまり。壁には縦書き明朝黒文字で「生ハム」と書いてある。なんかこわい。
あの「今日の信道さん」を描いてる小野達海さんとランチだなんて、そわそわするわー。
ただ、ツイッターの雰囲気から、もしかしたらちょっと「うっかりさん」なのかもしれないと思っていたら、
「なんで壁に『生肉』と書いてあるのか?」と言いだした。
生肉じゃないよ、生ハムやで…。店名やで…。
小野達海さんのあのたたずまいから発せられる「生肉」という言葉は、実になまなましかった(分かる人にはわかるはず)。
生肉じゃなくて生ハムを出て、ついにアトリ工へ。
おぉ~!フライス盤とかなんとかかんとか、写真で見たことあるものがいっぱいだー!
階段があったので2階の社長室につながってるのかな、と思って見上げてたら、その階段はちがう、と小野さんに言われた。
まだ口に出してなかったのに、なんでわかったんやろ…。
そしてピナクルちゃん発見。うちっぱなしコンクリート壁のアトリ工は寒いねー。
社長のオタマトーン独唱ではじまり。
まずは「オタクギョタク発想法」。
頭にうかんだいろんな魚を絵に描いて、切り抜いて、分類する。
で、できあがったのがこれ。なんじゃこりゃ…。
つづきまして「おかしな発想シート」。
1.朝起きてさわった物6つ言葉で書き出す。
私の場合は携帯電話、コタツ、新聞、やかん、コーヒーカップ、はぶらし。
2.6つの言葉の頭に「おかしな」をつける。
3.「おかしな○○(朝起きてさわった物)」がどうだったらおかしいのかイメージを書き出す。
私の場合は
おかしな携帯電話→割れる
おかしなコタツ→浮く
おかしな新聞→消える
おかしなやかん→しゃべる
おかしなコーヒーカップ→熱々
おかしなはぶらし→増える
4.出てきたイメージだけを残して、上から2つずつ組み合わせて、それから連想されるものがどんなものかを言葉にして書く。
私の場合は
割れる+浮く→水に浮かべると割れる皿
消える+しゃべる→書いてある文字を読み上げながら消していく紙
熱々+増える→熱湯をかけると増える米
5.この中から1つ選んで絵に描いてみる。
で、できあがったのがこれ。熱湯をかけたら増える米。おかしなものというより、ほしいもの。
所帯じみとるのう…。
絵の見栄えをよくするには、枠をつけてサインを書く。
うん、それっぽいぞ!
今日描いたものは「はってはがせるスティックのり」で貼って、透明のカバーを付けて本に。
普段使わない部分の脳みそを使って、楽しかったけどつかれた…。
(2017年1月に思い出しながら、ピナクルちゃんのブログをカンニングしながら書きました。すみません。)