2010/12/19 ボイス・メカニクスin品川よしもとプリンスシアター

開演は19:30。それまで携帯のツイッター見ながら東京見物。
開演に近づくにつれ、流れてくる社長やヲノさんのトラブル発生ツイートに、今回も押すんだな、と思いながら、明和ライブに来たことを実感。

東京・高知・石川などから終結した愉快な仲間たちと合流して劇場へ。
やっぱり開場・開演が遅れていて、ロビーはごった返し。
今回もグッズ3000円分以上お買い上げのお客様にサイン会参加券がもらえるとのことだったので、なんとかTシャツとメロディ青を購入。
なににサイン書いてもらおうかな。

結局開演は20時ちょっと前。
幕は閉まったまま、静かなトーンの社長のアナウンスとともにやっと始まった。
オープニングアクトは、桑沢デザイン塾・ワークショップ「明和電機のナンセンス軽音部」のグループがつくった楽器を使っての素人の演奏。素人の。

はじまったものの、いきなり音声トラブル。
飛び散るおかき。
いろんな人が入れ替わり立ち代りフォロー。
幕がちらっと開いて見えたのは、ヲノさん。
久しぶりだー。ツイッターでつぶやきをいつも見てるので、あまり久しぶり感はないけど。
結局、手持ちマイクで音を拾って演奏。

本編・ヲノさんのオルガンで社歌とともに幕開け。
じ~~ん。このために東京まできたんだった…。

そして社長登場。ツイッターでの予告どおり、頭がかつてないほどのもさもさ。
ピースの又吉氏にしか見えない(ジョン・レノンの時の)。
工員さんとパチモクとコイビートの演奏。
社長が動くたびに、パチモクのウイングがまさしく翼のようにぶるんぶるんはばたくので、いつか折れるんじゃないかとはらはらした。

開演のあいさつ。
肩書きやらなんやら述べた後、
社長「趣味は…」(客席にマイク向けて)
お客「碁です」
社長「以後よろしくお願いします」
…。
そして「なんだ最前の青い制服たちは!」
うれしいくせにー。
そして、製品説明とパチモクの説明。

続きまして、オタマトーンで「ワンノートサンバ」演奏。
うれしい選曲。
「オタマトーン持ってる人ー?」と言われ、あわてて出そうとしたけど間に合わず。
このときはお客側は使わなかったのでよかった。
そうか、合奏ができると、ワンノートサンバが出来るのか。
かっこいいなぁ。

ギターラスリム・ロクトバス・トントンくんで「一番ステキな体で行こう!」。
踊る準備をしてたら、社長が客席に手拍子要求。
踊りたいんですけどー。

社長の「転換!」の声とともに演者はけ・楽器移動。
社長・ヲノさん・クワクボくんのトリオTHEツクバが「電卓」イントロにのせて再登場。
3人ともボイスビブラーター着用。
客席から女性を1人舞台へ。
こういうときって、やっぱり制服組は避けられるね。
さて、これからなにがはじまるの?

女性は舞台端に放置されたまま、3人のネタが始まる。
iPhoneやiPadでアプリのオタマトーンで「しずかな湖畔」輪唱っていうか輪奏。
演奏前にコードが絡まりすぎて時間食う。さすが。
続いて、1番よく分からなかった、下敷きネタ。
キズがつけてあって、引っかくと言葉を言っているように聞こえる、と言ったものらしい。
「さて、なんと言っているでしょうか?」クイズが始まった感じで、回答者はやっと出番が来た舞台端の女性。
クワクボくん・社長・ヲノさんの順番で下敷きを引っかく。
一緒に考えるがさっぱりわからん。
結局クワクボくんが耳打ちで教えて、「ミツビシ トウキョウ ユウエフジェイ」。
え?なんで?
「順番がちがう」と並べ変わって「ユウエフジェイ トウキョウ ミツビシ」。
うーん。わからん。まぁ、いいか。

続いてクワクボくんのニコダマネタ。
ゴーグルにニコダマをつけて、3人で装着。
女性になにか書かれた紙を渡して、それを読め、と要求。
「私の憧れの人…青い服を着ていて…」
3人きょろきょろしながらメダマをパチパチ。
「おもしろい道具をつかって、ひとを楽しませる…」
おれか、おまえか、というジェスチャーをしながらメダマパチパチ。
「あんあんあん…、これ間違ってますよ。とっても大切き、ドラえもん。」
あー、ぐだぐだ…。

ヲノさん、クワクボくんがそれぞれの席に移動して、ボイスビブラーターで「電卓」。
ヲノさん、あれつけたままピアニカはふきにくくないのかなぁ。

工員さん、再度登場。パンチくんレンダちゃんダンス。
ちゃんとクビ飛びました。
(そのころ本当に同僚のクビが飛んでいたことは、また別の話)

メカフォークで「カナリア」。
メカフォークなら「飛び出せ!ロマンス」が聞きたかったなぁ。
社長の絶叫はステキだったけど。

ここから声を出す装置の話。
出発点はサバオ。
「サバオの歌」
お兄さんもサバオちゃんになりたいなぁ。
なれるよぅ。
なれないよぅ。
なれるよぅ。
デカサバオ登場で「ママは試験管」
おかけんたを思い出す。

デカサバオのまま、セーモンズ・ワッハゴーゴー・チワワ笛の説明。
ふたつとも声が枯れてた…。直せるのかな。
チワワ笛のとき、デカサバオがストローをくわえたので、あ、あれで吹けるんや、と思ったら「吹けるわけないでしょー!」とぱっくりご開帳。社長が吹くも、これも音がイマイチ。

オタマトーンに話がたどり着いたところで、でっかいオタマトーン・ジャンボが上から降りてきた。
デカサバオを脱いで、「Midnight in ea-star」。
かっこいいなぁ…。

転換後、オタマトーンで「きよしこの夜」をお客さんも一緒に演奏。
やっとクリスマスっぽくなった。
歌って踊るのもいいけど、これも楽しいなぁ。
オタマトーン、持って行ってよかった。

さらに、「いっしょに歌いましょう」と「風のピタゴラス」。
サビのところで右腕を大きく左右に振ってたのが、後日出た筋肉痛の原因か。

社長のバチさばきがかっこよすぎる「イカリをあげよう」。
ティンパニーたたいてる時が一番かっこいいなぁ…。
やっとここでお客さんを立たせてくれて、踊って歌って。
明和のライブはこれが楽しい!
出だしからノリノリだったのに、なにか間違いがったららしく止められたけど。

社長ロックンロールモードで「エーデルワイス」。
あのもさもさ頭にネクタイ巻いて、さらにすごい髪型に。
後半「ロボ!」と呼ばれて出てきた、赤い謎のロボ。
もしかして兄ちゃんかと期待したけど、後頭部の隙間から見えたのは若者の毛髪だったので、違ったみたい。ま、ないか…。

社長通常モードに自力で戻れず、工員さんにズボンの後ろを直してもらっていた。
ずきゅん。(胸を打ち抜かれた音)

(前半の)最後の曲は「地球のプレゼント」。
オルゴールのイントロ後にメンバー紹介。
最後と言いながら最後じゃないけど、持ってる力振り絞って踊る踊る。

カーテンコールの後、一旦はけ。
お客さんのアンコールの拍手がしばらく続いて、ヴォモーダーのクワクボくんが登場。
ニコダマのくだりの台本は、本番始まってから書けと言われたらしい。
ツイッターの話などの後、チャリ楽器のPV。
インド舞踊音楽みたい。

「港のヨーコヨコハマヨコスカ」で後半、バリバリで突入。
ヲノさんのアフロヅラはやっぱりすごかった。
そしてもっさりをオールバックにした社長の頭も…。
「厄年はいないか~」と客席に降りてきて、ハリセンボンブでお客さんをしばく。
しばかれた人には明和グッズを工員さんから進呈。
あ、タイチくん、髪の毛ざっくり切ってる!

新製品・バウガンが登場して「犬のおまわりさん」。
♪わんわんわわ~ん、のところを社長・ヲノさん・クワクボくんでバウバウ。
顔がプードルズで体は猟銃。構造はチワワ笛。
ものすごい、肺活量がいるらしい。
そういえば、うちの営業部長(40歳)、人間ドックで肺活量測ったら、成人男性の120%あるといわれ、医者に測り間違えたと言われて2回測らされたけど、2回目も120%だったらしい。どうでもいいな。

バリバリなので武田丸ももちろん登場。
そして「ツクババリバリ伝説」。
きゃーきゃー!!

そして、本当に最後の曲。明和電機の会社の歌。短く言うと「社歌」。
1番と2番の間に、オタマトーンで「第九」をお客さんも演奏。
オタマトーン、持って行ってよかった…。
最後まで歌って踊って、今回は演奏して。
久々に明和電機を堪能できたライブでした。

その後はロビーでサイン会。
「京都から来ました」って言ったら、「ダンナは?あ、ぴろぴろさんは?」と言われた。
そりゃそうよね。いないほうがおかしいよね~。
来年は大阪でまたなんかやるとのことでした。
ほんとかしら。

オタマトーン メロディ (ブラック)
オタマトーン メロディ
(ブラック)
オタマトーン カラーズ (ブルー)
オタマトーン カラーズ
(ブルー)
ニコダマ
ニコダマ