2000/10/29 よしもとドッカンスペシャル明和電機inNGK

今回はオフ会も兼ねての3回公演ぶっとおし観覧。
初めてのオフ会で、無事にみんなに会えるのかが不安なままNGKへ。

頼りのちかふ(小学校の時の同級生)がいなかった!さっそくまっつんにメールをうって探していたら、前の方で手を振ってる人がいる。まっつんにぴろぴろ母さんだった。「はじめまして」をきちんと(?)挨拶も済ませ大阪湾に沈められずに済んだ。
みんなは早朝から来ていたにもかかわらず、席が取れなくって通路に座っていた。私はそこへちゃっかりおじゃま。隣はサスケちゃん。名刺を交換。みんな、ちゃんと作っててすごかった。私のなんて、ゲーセンで8枚300円のやつ・・・。始まるまで、エーデルワイス展やルパンナイトの写真を見せてもらいながら時間をつぶす。(芸人さんのレポはのちほど)

3回分をダイジェストでお送りします。
3回とも2番目に登場。幕が開くとおなじみパチ・コイデモ。
副社長、客席に下りていき、お客さんの頭をワシャワシャ。2回目の時はおばちゃんに招かれて握手。招きてぇー!途中、横歩きして「ポクっ」と鳴らすところの副社長の無気力な顔は「ドッドドリフの~」を髣髴とさせる。
ひととおり終わると「はい、おもしろかったですね。」と社長が一言。いよいよ始まり。
まずは自己紹介。明和電機のなれそめに話のとき「父さんが倒産」っで笑いもしっかり撮る。製品説明での早口な進め方も、何回もやってるうちに慣れてきたようだ。魚竪琴の紹介時、「昨日は子どもが泣きました、(前に座ってた子どもに)怖い?」「怖くない!」と言うやり取りも見られた。ええな、子ども!

パチ・コイ、音源、魚竪琴の製品説明の後は、カメラを取り出し、カップニードルへ。カメラのスイッチオンで、客席のおっちゃんの寝顔をみんなにお披露目。おっちゃんはなかなか起きなかった。社長の説明の後演奏。カップニードルで弾く「メリーさんの羊」は何回聞いても「水戸黄門」に聞こえる。
副社長「他にもう一曲・・・。」
社長「じゃあ・・・。」とやったのは、「サッポロ一番カップスター」だった。「♪カップスター・・・、ってそれカップヌードルやろー!」と副社長、わざとらしい大阪弁でツッコミ。
社長はなにか言いたげだったが、副社長はさくさく先に進む。

お次はタラッターの登場。林さん・田井地くんの工員兼踊り子コンビが準備。
社長は、以前「バッヂ」に出していた「HDR(ハードディスクリコーダー)」で「こんにちはー、こんにちはー」と「世界の国からこんにちは」を演奏し間を持たす。無事に用意ができると製品説明。マレットが動く様子がよく見えるように片足を後ろに伸ばしてカタカタカタ・・・。ウケテルウケテル。うけたところで「小象の行進」のサワリ。社長はHDRでトレモカモミロ。オ・レッ!2回目の公演あたりから左足の真中のマレットが他所向いていたが、3回目でついにもげた。最終日にはちゃんと直したのかしら・・・。

その次にでてきたのがウルトラフォークⅡ。NGK公演では「Ⅱ」をつけてなかったけど、説明するのがめんどくさかったんかな?「土井マサルにもらった白いギターを改造しました。」反応なし(私も元ネタ知らない)。「ギターを遠隔操作云々・・・。」で、社長が「遠隔操作ってわかります?」と言うと、副社長「円書く操作じゃないですよ」とコンビの息ピッタリ。

さらにここでボイスビブラーターも登場。副社長はまた1人では装着できず「胸が大きくなったのかしら・・・。」とつぶやく。社長の「あ゛~」というステキボイスの後、副社長が「プライバシーの保護にもなります。『姑がースイカを投げてくるんですよー』」スイカてまたでかいものを・・・。「身につまされる話ですね」と言っていたが、客は投げる世代の方が多かったんじゃないかなー、と私は思った。3回ともスイカだったけど、特別スイカに思い入れがあったんだろうか?そして、この2つを使って「昭和を代表する名曲『月の砂漠』」を演奏・・・と思いきや、社長は「森と・・・、泉に・・・」と「ブルーシャトー」を歌いだし、最後は副社長といっしょに「ブルーブルーブルー・・・」。2人してブルーに。

「この曲は何回やってもブルーになりますね」
「ブルー社長」

ほんとに小ボケがすっきゃなぁ。

続いて副社長のMC。「今日は明和電機ドッカンスペシャル(正しくは「よしもとドッカンスペシャル明和電機」なのよ)ということで、海外からのゲストをお招きしております。ドゥルドゥルドゥル・・・」副社長の口ドラム。社長「レディースエーンドジェントルメン・・・。」ラスベガスのショウタイム(行った事無いよ)風にパンチくん・レンダちゃんを紹介。「それでは、台湾からの不法労働者パンチくんとレンダちゃんのダンスです」との社長の声に、前に座っていた三角エヌ氏、急いで「ミッキーさんの手」を装着。「ズンチャッチャ、ズズンチャーン(私にはこう聞こえるんよ!)」と始まる。私たち社服軍団は当然のように踊りだす。周りは唖然(特に三角氏の隣のお兄さん)。副社長が「みなさんもご一緒に」と言っていたが、みんな踊ってたのだろうか?踊りながら気になったことが一つ。社長の手がいっつもグーだったのが指ぱっちんに。しかもぎこちない。「もしかして指ぱっちんできんのかな?」いやいや、あのお美しい指を保つためにわざとやってらっしゃらないのだわ・・・きっと。そしてダンスはクライマックス。パンチくん・レンダちゃんの首が飛ばない。リストラ失敗?私の心配を他所にドッカンスペシャルも最後のネタへ。

社長がゴムベースを取り出した。「荷造り用のゴムでできています。」「子作り用じゃございません」とお約束のゴムネタもウケテル(よくよく考えると、子作り用のゴムってないよね)。ゴムベースで「アルプス一万尺」を演奏。オール阪神師匠が踊り狂ってたのを思い出す。「社長、もう一曲何か・・・。」と振ると「♪カップスターアー。吉田拓郎の名曲です。」さすが社長。

ついに武田丸の登場。「某武田真二」の話はなし。武田丸を持って前に出てきた副社長の顔が邪悪なこと!「ニヤッ」と笑って吹き(?)鳴らす。おっちゃんおばちゃんびっくり。吹き(?)終えた後、口を拭う時の顔が「どうや!」と言わんばかりに宙を睨む。この顔にお姉さんたちはメロリンコ。そしてこの2つを使ってグランドフィナーレ。「昭和最後の歌謡曲、『淋しい熱帯魚』」を熱唱。明和がやると、お人形のようにきれいなお姉さんの曲も、男気のあるかっちょいい曲に。もちろん私たちはノリノリ。「♪会いたいのーにー」のところで、副社長が頭をかきむしる。ん?うすめ?社長はたんたんとゴムベースを爪弾く。「♪ユラユラスイミン」でみんな手をユラユラ。最後は応援団っぽく拳を突き出し、パンチくん・レンダちゃんの首が吹っ飛ぶ。リストラ成功。成功したところで、幕が下り、公演も終了。

たっぷり堪能させていただいました(そりゃ4回みたらね)。

この日のその他の芸人さんレポ→

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