つくば2日目。
お宿を取るタイミングが遅かったのでつくば駅周辺では取れず、ひとつ手前の研究学園駅近くのホテル。
駅近くにこんな看板が。
ロボットに遭遇したい!
つくばセンタービルの大オタマ前で待ち合わせるも、つくば駅からの出口を間違えて迷子。
どっち向いても似たような景色…。
駅に戻って仕切りなおしてなんとかたどり着く。
あー、こわかった。
まずは、つくば美術館へ。
昨日の入口はどうやら裏口だったらしい。
正面からも入っておこう。
昨日買ったオタマ星丸ポロシャツをさっそく着る人。
まぴぃさんとペアルック。
ライブに備えてまたさらに楽器がなくなっている。
キーボード叩いてる感。
赤ちゃんあやしてる感。
ざっくり1周して、お腹すいてきたのでお昼ごはんへ。
純平で定番のおろしトンカツ。おいしいなあ。
お店に展覧会ポスターを貼ってもらいたくて、社長「あのう・・実は学生のとき、よく来てまして・・」
マスター「覚えてますよ。貼っときます。」やった! pic.twitter.com/XXlAEWLVg1
— 明和電機 (@MaywaDenki) April 18, 2022
よし、地図を見ながら聖地巡礼だ。
つくば美術館がある公園の遊歩道を通り抜けてエキスポセンターの前を通りかかると、
「企画展・錯視の世界 あなたは今度もかならずだまされる!」
と書かれた看板が。
今度もってことは、だましにかかってくるの初めてじゃないんやな!
なんちゅーとこなんや、つくば。おそろしい。
そんなこんな言いながら、まぴぃさんの後をついててくてく。
道と公園の境目の斜めになっている土手のようなところを歩こうとするまいこー。
こけるよ。
道には大きめの枝がよく落ちている。
なんで。
前から歩いてくる親子連れの男の子がめっちゃいっぱい枝を持っている。
何に使うんや、それ。
すれ違うタイミングで
「そういえばいま明和電機が展覧会してるんだってー」と言うお母さんに
「へー」と気のない返事をするお父さん。
無言の子どもたち。
お父さん、お母さんをつくば美術館へ連れて行ってあげてください。
っていうか、社服を羽織っていたまいこーを見てふと思い出したんだろうけど、それですぐ「明和電機」って言葉が出てくるのは、つくばの土地柄なんだろうか。
休憩に寄った公園のありんこは、見たことないぐらい大きかった。
さすがつくば。
てくてく歩いてると、道の反対側に宿舎のような建物が見えてきた。
あぁ!あれが社長が学生時代に住んでいた筑波大の平砂宿舎じゃないの!?
写真撮りたーい!!
車が来ないかきょろきょろして道を渡ろうとすると、「店が混んだらあかんから先にごはん食べてからにしよう」と冷静な判断をするまぴぃさん。
そりゃそうやな、と引き返す浮かれもの2人。
言うてる間に聖地その①純平に到着。
お座敷席に通される。
靴を脱がなきゃ。
おっ、ポスター貼ってある。
よーし、私たちもおろしトンカツをいただくぞ。
さっそく注文。
待ってる間、店内をきょろきょろ。
サッカー部系のポスターや写真が多いな。
バド部は来ないのかな。通ってるバドミントンスクールのオーナーが筑波大出身なので、どこかに縁がないか見つけたい。
Twitterチェックしてた まぴぃさんが「ちょ、ちょっとこれ!」と画面を見せてきた。
どうした?
昔製作手伝ったディンゴという作品、ゴムが革みたいに固まってた、、。よく考えたら20年前に作ったのでそりゃそうか。 pic.twitter.com/STJOBUV7bU
— KIMURA (@masakimura) May 8, 2022
あぁ、KIMURAさんねぇ。確かに昨日あそこにいたもんねぇ。
そうそう。ディンゴのゴムが革みたいになってたねぇ。
なんか見たことある人が写ってるなぁ。えっ?
うちらですやん!
まいこーが好きな辻本茂雄のローテーショントークの配置やん!
なんちゅうタイミングよ!
昨日KIMURAさんの切れがよすぎるダンスに爆笑してたのがばれたのか…。
あー。びっくりした。
(いい思い出になりました。)
お待たせしました~、とトンカツがやって来た。
こ、これはすごいボリューム…。
体育会系の大学生は大喜びやねぇ。
二日酔いじゃなくてよかった…。
トンカツのボリュームとご飯の量に不安になりながらも、大根おろしと千切りキャベツのおかげであっさりいただけて。
完食じゃ!
お会計の時に店員のお姉さんと明和電機のTwitterを見て来た、という話をちらりと。
「それでおろしトンカツばっかり出るのかー」
揚げまくりのおろしまくりやったんでしょうね。
マスターに、社長が来た時、よくすぐ分かりましたね。と聞くと、
「わかったよー。顔変わってない。」
だいぶ雰囲気が丸くなったと思ってたけど、顔は変わってないのか。
さすが商売人。
しかし、満腹すぎ。
ちょっと歩いて腹ごなしせな。
よくよく地図を見たら、平砂宿舎は純平よりももっと先にある。
来る前に見たあの宿舎はニセモノだ!
錯視!さっそくつくばにだまされた。
気づけば結構な距離を歩いてきてて、平砂宿舎も次なる聖地のサザコーヒー アリアンサ店はもうすぐだ。
よし、行こう。
またひたすらてくてく。
学生のとき住んでいた平砂宿舎(現在は廃墟)にくると、まるでソビエトに来たような感覚になる。あの時代の筑波の、冷淡で中心のない都市開発が、その後の明和電機のスタイルや製品に多大な影響をあたえたのだとつくづく思う。 pic.twitter.com/reHUYkLaoy
— 明和電機 (@MaywaDenki) April 5, 2022
聖地その②平砂宿舎。
確かにあった。
ここで生活してたのかー…。
昨日、大学時代の作品を見た時も思ったけど、確かに土佐信道という学生さんがいたのだなぁ、としみじみ。
明和電機に出会わせてくれてありがたや、と手を合わせたくもなる。
しかし、なんでこんなへんな形の建物なんだろうか。
時折、自転車で学生さんが通り過ぎていく。
抜け道とかなのかな。
夜はこわそう。
さて、サザコーヒーまでもうひとふんばり。さらにてくてく。
グランドとかクラブハウスとかあって、もうめっちゃ大学の敷地内だ。
あったあった。
大学敷地内なのに、普通に車線がある。
わが母校も似たような田舎だったけど、こんな奥まで車は入って来れなかったなぁ。
筑波大学の中にある、「サザコーヒー・アリアンサ店」で、オタマトーンカフェが開催中です。 pic.twitter.com/SCquQFe9u1
— 明和電機 (@MaywaDenki) April 3, 2022
聖地その③サザコーヒー アリアンサ店。
おしゃれカフェ。
多少腹ごなしできたので、せっかくだしケーキセットにしようかな。
しかし、ショーケースに入ってるケーキ、めちゃでかい…。
食べきれるかなー。
まぁ、甘いもんは別腹というし、いけるやろ。
店内はほんとにオタマトーンだらけ。
でかオタマのところに席を取りたかったけど、やっぱりそこは人気。
近くからながめよう。
水出しコーヒーとモンブラン。
まいこーは将軍コーヒー。とっくり入り。
なんで将軍?と注文時に店員さんに聞いてみると、
徳川家の家系とサザコーヒーオーナーの家系に縁があって、その昔貿易に使われていたコーヒーをサザコーヒーで再現したから、みたいな話だった。
へー。どれどれ、お味は?
ちょっと飲み比べ。
まいこー「確かに将軍好みな味」
ほんまかいな。でもまぁ、確かに水出しコーヒーよりまろやかな感じがする。
最初はまぴぃさんのお酌だったけど、その後は自分で注ぐまいこー。
「手酌させてごめんねぇ」と、からむまだシラフの酒飲み2人。
たぶん、こんなやりとり、他の人もやってるはず。
あれ、ケーキ、思ってたより小さくない?
あの大きさはちょっとしんどいかと思ったけど、このサイズなら余裕でいけるな。
あっ!これも錯視か!またつくばにだまされた。
小さくてよかったけど。
トイレもオタマトーンだらけ。
よく見たら社長のサイン入り。
2021.5.29と見える。そういえば去年は配信のトークイベントがあったな。
お店を出る前に明和電機ブレンドとコスモ星丸ブレンドのコーヒーを購入。
サザコーヒーとのコラボポストカードください、というと、ちょうどラスト3枚。
よかったー…。
コーヒーを袋に詰めてもらってる間に、こじゃれたおじさん2人が入ってきた。
1人のおじさんがコーヒーが並んでる棚を見て「明和電機ってあれだろ?」とスギちゃんみたいな口調で、お前は知らないだろうけど俺は知ってる感を出しながら言うので、さすが、つくばではこんなこじゃれたおじさんも知ってるんだな、と思ったら、
「どっかの会社だろ?」とスギちゃんみたいな口調で。
う、うん。どっかの会社ではある…。
おじさん同士のマウントというやつか。しょうもない。
気づけば結構時間が経っている。
帰りはバスに乗ろうかと思ったけど、時間がよくわからないのでまた歩くことに。
その前に。サザコーヒーの隣にあるスーパー・KASUMIへ。
大学内のスーパーってどんなもの売ってるんかな。
どうやらイオン系のようでトップバリュ商品が多い。
なるほど。
ここでもキュピーンと日本酒コーナーのセンサー発動。
つくば駅のお土産屋さんの壁に貼ってあったあれを見つけた。
1本握ってレジゾーンへ行くと、自動精算機。
精算は現金不可でなんとかペイとかクレジットカード。
大学の中なので、アルコール類を買う時は年齢確認のため身分証明書を見せないといけない。
運転免許証出して、クレジットで精算。
持って帰るのでプチプチとかに包みたいけど、そんなもんはない。
しょうがないのでストールでぐるぐる巻きに。
レジゾーンを出る時は改札機みたいなのにレシートをかざす。
なかなか難易度の高いスーパーだった…。
来た道戻って、てくてくてくてく。
あのケーキの錯視はなかなかのもんやったな、とかしゃべってると、あれ。
見たことない道。
まいこー「あっちの方に筑波山が見える。こないだ描いたから分かる。」
描いたのか。
どうやら曲がらなあかんところを曲がり損ねたらしい。
またきた道を戻っててくてく。
そうそう、この道。
平砂宿舎が見えてきた。
この道を曲がったら純平で。
平砂宿舎と間違えた宿舎も見えてきた。
なんで筑波大の宿舎はみんな縦の階段みたいにへんな形をしてるんだろうか。
と、言いながら、よく見ると、ニセモノ宿舎は普通の平らな建物で、縦に古い壁と塗りなおされた壁の部分があって、平砂宿舎のように縦の階段のように見えていただけだった!
なんとー!
だから見間違えたのか!これぞまさしく錯視!きー!またつくばにだまされた。
油断ならんな、つくば。
いっぱい歩いて、なんとかつくば美術館にたどり着き、つくば聖地巡り・だまされ珍道中終わり。
ちょうど自動演奏の時間だったので、社歌でひと踊り。
ライブ会場のつくばカピオへ向かう。
つづく。