5月8日のライブ「スイッチト・オン・カッパ」は、1994年の初期明和電機のライブを完全再現します。「オタマトーン」も「イカリを揚げよう」もないハードな内容なので、ビギナーの方は5月7日のライブがおすすめです。https://t.co/ZtYGoZRGZZ
ちなみにこんな感じ→https://t.co/sXFWoKgUJz
— 明和電機 (@MaywaDenki) April 8, 2022
明日のライブにむけてセットチェンジ。
なつかしい!
なつかしいぞおお! pic.twitter.com/Yvsnbuc2pD— 明和電機 (@MaywaDenki) May 7, 2022
古参ファンではあるけど、吉本に入ったぐらいからなので、SONY時代はプロモーションビデオ・明和電機画報でしか知らない。
昨日の「ボイスメカニクス」と今日の「スイッチト・オン・カッパ」はどう違うのか楽しみ。
席は最前列は空けて2列目の実質最前列で、ほぼ真ん中あたり。
まぴぃさんとまいこーとはちょっと離れたけど、隣はぴろぴろさん。
周りはちょっとずつ配置は違うけど、昨日と同じ社服着用のおなじみのみなさま。
ただ、今日はビギナーがほぼいない、会場内全体がこゆこゆ。
もしかしたら、お久しぶりの方もいらっしゃったのかもしれないな。
社長の「初期のライブの再現なので未熟な部分があるが、それは当時から未熟な部分です。」というアナウンスと共にライブ始まり。
今日も撮影についてはOKともNGともアナウンスがなかったけど、公式の撮影が入ってるようでなし。
舞台袖からパチモク社長とコイビート会長登場。
パチコイデモ。
パチモクは昨日に引き続き不安定で、木魚がぐらぐらしポクッとするたびにもげそうに。
どきどきはらはら。
2人の自己紹介。
会長「元社長の土佐正道です」
おぉ~!兄ちゃんにそう言われると乗るしかない。
社長「元副社長の土佐信道です」
「副社長」って言葉、久々に聞いた。しみじみ。
楽器紹介コーナー。
まずはパチモクとコイビート。
元副社長がパチモクについて説明。
のっけからこわれる。
Ver.4.0なのにまだこわれる。
壊れなくなる日は来るのだろうか…。
元社長がコイビートの説明。
ということは、あれがくるよ、あれが。
「ナショナルのスイッチでリズムパターンを作ることを…『ナショナリズム』と言います」
キター!「ナショナリズム」、観客に言わすかと思って準備しちゃった。
もうこれは古典落語だ、と。
久々に聞けてうれしかった。
好きなリズムを会場のお客さんに聞いて、コイビートに打ち込み、実演の流れ。
昨日のを踏まえて手を鳴らして伝えるお客さん。
「タンタタタッタ」
きっと大丈夫なお客さんばっかりのはずだし、今日は脳に直接聞くやつでもよかったのになぁ。
コイビートに打ち込んで鳴らす音源は、昨日のじゃなくて、木目調の昔の音源。
舞台全体が昨日より暗い。
明るいアイボリーカラーのABS樹脂の製品があんまりなくて、製品そのものの数が少ない上に木目調のものが多いからか。
4月の事業報告ショーの時にも言ってたけど、楽器も楽曲も少なくて、ほぼ楽器紹介のトーク。
元社長がほぼしゃべりっぱな。
次の演目に移るのにプロジェクターとスクリーンの準備。
94年にはなかった薄いパソコンをつなげるも、フリーズ。
昔はスライドだったんです。スライドって知ってます?
山下達郎の「ライドオンタイム」ってあるでしょ。
あの「ライド」に、酢をかけたものです。
こんなことあんな涼しい顔して言う元社長、サイコゥ…。
きょうびスライドに出くわすことはそうそうないけど、絶対この話を思い出して笑いをこらえきれなくなる病気にかけられてしまった。
まだパソコンはつかない。
「前社長」と言われるのはいや。
「前」って、「前の」って…。
「元社長」の方がいい…。
やっとプロジェクターがつく。
魚器紹介。
元副社長の頭に浮かんだ想像の魚を1000匹記録した本・オタクギョタク。
シリンダーでガラス瓶の中の気圧を変化させ、ビンの中の魚の浮袋を動かす装置・肺魚。
とらえた魚を叩いてしめる道具で、しめた魚を中に入れ棺にもなる・魚打棒。
魚骨型の弓・弓魚。これはとびませんでした。
プロジェクターにオタクギョタクを3秒に1匹の速度で全部表示。
魚器ビデオのやつかな。
ここからが初期・明和電機の真骨頂。
魚型電動ハープ・魚立琴と魚の形をしたメトロノーム・トロノームが動き出す。
なんでこれだけその後の魚器シリーズに入らなかったんだろう。
かわいいのに。
プロジェクターが消えない。
体でふさいで強制終了。
魚打棒を持つ元副社長。
丸い水槽におもちゃの魚。
うでまくり。
魚打棒を2回素振り。
観客をちらっと見て、魚打棒の側面の硬いところで魚を、たたく。
ばらばらになった魚をプロジェクター台にのせて、スクリーンに映して、見せる。
肺魚のトリガーを引き、ぷくぷく。あんまり動いてない感じ。
透明のボウルに水を入れ、赤い染料を入れて赤い液体にする。
本来はここはさっきしめた魚を洗って、魚の血で赤くするところ。
さすがにそれはできないか…。
その上に透明のボウルを重ねてのせる。
真骨頂の真骨頂、鯛のお頭の仮面が出てきた。
眼鏡を外して装着する元副社長。
ドン、ドン、とベース音とともに振動する赤い液体。
右腕を出す元副社長に、ハリセンボンブを工員さんが装着。
なにかの段取りが違うのか、数回首を振る元副社長。
「画報1」では元社長が装着させてたので、今回も…と期待したけど。
まぁ、今は人手があるしね。
で、肝心の元社長は前の遠いところをずっと見てる。
ハリセンボンブを鞘からシャキーンと出す。キラキラなし。
鯛のお頭の仮面は前が見えないようで、たどたどしく客席に下りていき、客をしばく。
最後の3人目はまいこーがしばかれる。ええなー。
何がもらえるのか見ていたら、サザコーヒーの明和ブレンド。
なんか…、もうちょっと…、期待してもたな…。
ずっと閉まっていた後ろの幕が上がって、ここから音曲ステージへ。
ギターラ付き足踏みオルガンで経理のヲノさん登場。
元副社長はティンパニーとパチモク。
元社長はゴムベース。
ブレードランナー~恋はみずいろ~四季の歌
たまらない、このラインナップ。
「ちゃんとゴム付けてます」
四季の歌で「あー!!」
待ってました!これも古典落語。
元社長「静かになるまで10分待ちました」
なんかの段取りがうまくいってなかったのかな。
元副社長「顔が魚臭い」
そりゃそうだ。
冷凍技術の向上で、つくばでも鯛が手に入るようになったのか、と元社長。
相当なド田舎のイメージが刷り込まれているようだ…。
一連のデモでお客さんをポカーンとさせていた明和電機。
「僕たち沈黙はこわくないよ」が当時の口ぐせ。
ヲノさんのエレクトリカルパレードでリモコン型タップシューズ・タラッター登場。
そして「子象の行進」。
ヲノさんいるので昨日より豪華だ。
振動が外反母趾に効果的です、と。
ほんまかいな。
強力モーターの振動で、声にビブラートをかける装置・ボイスビブラーターを兄弟で装着。
昔NGKで見た時、元副社長が装着にてこずって「お兄ちゃーん」と助けを呼んでたなぁ。
昨日に引き続き、短めのベルトをぐいっと引っ張って
「大きくなったのかしら…」
「月が変わると…」
「コンプライアンスがね…小さい声で…」
と、言うことは言うささやき兄弟。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」
スイッチトオンカッパ名物、グラスカープ洗い。
— 土佐正道 (@MasamichiTosa) May 8, 2022
鯉型デザイングラスハーブのグラスカープ、魚骨型鉄琴の放電魚、魚立琴。
途中、放電魚の電球2つ割れる。
付いてる電球はほぼ乳白色だけど、ところどころ透明のがあるのは、割れたところなのかな。
あれLEDにはできんのやろうねぇ、と、ぴろぴろさん。
兄ちゃんのボイスビブラーターは調子悪そうだった。
「我々は宇宙人だ」ってのどをたたいてたけど、あれはうそだ。
ウルトラマンはそんなしゃべり方しない。
上から目線でしゃべる。と、元社長。
た、確かに…。
「ワン・ノート・サンバ」
元社長は笛でグラスカープたたく。
ヲノさんがいると、おしゃれ感があがる。
楽器紹介コーナー。
ゴムベースの解説「荷造り用のゴムです。子作り用では…コンプライアンス…」
と小さい声でも言うことは言う元社長、サイコゥ。
木目調の電動ベースの解説は元副社長が。
弦をはじいて弾くのではなく、両面テープで引っ付けてはがして弾く。
低技術力、低燃費。ハイテクの時代は終わった、と元社長。
明和くんのデータを入れるのを忘れた元副社長。
明和くんを修理中。 pic.twitter.com/5OtrrFTNNe
— 明和電機 (@MaywaDenki) April 20, 2022
通りで動かないと思った。メンテナンスしてたのに残念。
疲れたので休憩タイムへ。
前にパイプ椅子を並べて缶コーヒーを飲み飲み。
あれ、こんな演出、昔あったんかな。
兄ちゃん、よく缶コーヒー飲んでたね。
空き缶きっちり並べて。
きっちり並べるのは遺伝、と兄ちゃん。
父親に対するリスペクト。
丸い灰皿に吸殻を並べるのに、2本縦に並べてさらに2本横に並べて…と普通は隙間を半分にしていくけど、父はちがう。
素数できれいにタバコを並べてた。
やってみたけど無理だし、平行に並べるのが好き。
のんちゅんはー…、あ、のんちゅんって呼んでるんです。
兄ちゃんは笛とか長い物ばかり作ってる。
それは、長い物が好きだから。
原始の力。
空き缶をたたくといい音がする。
マイクで缶をたたきリズムを取りながら定位置へ戻っていく3人。
笛、ティンパニー、ピアニカで「ボレロ」へ。
ラベルが好き。
元副社長、サバオを取り出し、「サバオのテーマ」。
工員4人。SくんとNくんとー…初めましての2人。
新人さんかな。
ラベルが好き。
サバオちゃんは筑波大学総合加工室生まれ。
元副社長はお父さん。
元副社長が高熱出した時に思いついた。
つくばっていいとこですね~。
ほんとにそう思ってる?サバオちゃん…。
「ミッドナイトinイースター」へ。
やっぱりヲノさんがいると、おしゃれ感があがる。
パンチ君とレンダちゃんのダンス。
昨日は「皆さんも手拍子を」とひと言あったけど、今日はなし。
忘れてたのか、できる人ばかりだからあえて、か。
そして!スーパーボール連続発射装置・イクラホウ来た!
客席に向かってポポポポーンとスーパーボール発射。
きゃー!こっちこっちー!
と言うてる間にすぐ玉切れ。早ない?
「あれは、仕込み忘れだそうですよ」と後からこっそり六花さんが教えてくれた。
おいー…。ほしかったよぅ…。
でも熱狂そのままでコール アンド レスポンス。
へーいへいへいへーいへーい!
そして!「淋しい熱帯魚」へ!Winkのあれ!
めっちゃ好きなのでうれしすぎー…。
明和仕様でしっかり踊る~!
最後は「地球のプレゼント」。
の前にメンバー紹介。
初めましての工員さんは筑波大生。きびしいレッスンがあったのか、ダンス完璧でしたよ!
兄ちゃんを「前社長」と紹介したのんちゅん。
元がいい、と言うてたのに…。
今日は!「地球のプレゼント」を!
明和電機専属歌手の大谷健太郎!
えー!ついに来たの!?こないだあんなにきらいだと兄ちゃんが言うてたのに!?
ざわざわする観客。
元副社長「の、キーで歌います。」
ずこー。まんまとはめられた。
サビの振付は今と違う。
♪はてしーなーい のところは手をキラキラさせない。
大丈夫。そっちでも仕込まれていますので。
しかし、大谷さんのキーは高いなぁ。
そして、一旦退場。
アンコールで再登場。
「地球のプレゼント」は高知の野菜の歌募集で作った曲、と元社長。
ちがうちがう、と元副社長。
高知の野菜の歌?初耳。
(詳しくはまぴぃさんに聞こう)
大谷さんはソニーが用意した歌手で大学生だった。
コーラスはつくばのコーラス隊の子どもたち。
あれからずいぶん経ってるのであの子たちも大人に…。
ここでグッズ紹介。
オタマトーンは魚打棒に通じる。
呪術性と工業性。
あの顔を初めて見た時、スケキヨを思い出した兄ちゃん。
社歌の話。
実は初期のライブでは社歌はなかった。
東放学園の文化祭が初。
社歌も振付が今と違う。
サビの「めーいわでーんきー」の「ん」で手をクロスさせ「き」でジャンプ。
メ・エックスジャンプ。
オールスタンディングのライブがなくなってやらなくなった。
なんかのライブで兄ちゃんの「メ・エックスジャンプ」の話、聞いた気がするな。
なんだっけな。
ほんとはそれで行きたいところだけど立てないので「ん」の「メ」だけ。
兄ちゃん、前に五十肩で腕が上がらないと言うていたけど、ちゃんと手が上がってる。
それで思い出したのか、最近謎のダンス動画を上げている兄ちゃんに「あれなに?」と聞くのんちゅん。
群馬でチアリーディングがはやっていて、あのダンスをやってるらしい。
ね?Suda。くん。群馬出身だから知ってるでしょ。
社歌スタンバイ中のSuda。くん、返事に困る。
すごいなぁ。積極的に工員さんに絡みに行く流れは今までなかったぞ。
最後の最後で「社歌」。
スパークいーっぱつやーりにげー♪
はー、楽しかった。
続きましてサイン会へ。
今日はなににサイン入れてもらうかな。
社服の内側片方ずつに入れてもらう。
順番が回ってきて、まずは元社長の現会長に。
「お母さん」
え、お母さんじゃない…です…。
お母さんは前にいるぴろぴろさんです…。
「最近、飯食わせてもらってるお母さん」
あ!去年の豊川以来、お会いできる時に渡しているお土産のふりかけのことか!
あー、びっくりした。
たくさん食べて引き続き健康でいてください。
続いて元副社長の現社長に。
「昨日、踊ってましたね」
踊らせていただきました。
あのお店にいたってツイートありましたけど、もしかしてあの時…
「いませんでした」
よ、よかった…。
結局いまだに緊張してまともにしゃべれないな…。
私の踊り、何点か聞けばよかった…。
横山たかしひろし方式で。
(ちゃっかりスーパーボールはゲット)
名残惜しくてまだうろちょろ。
ぴろぴろさんのバルーンアートで記念撮影。
ちょうどフォトスポットになって、いろんな人が撮ってるのを見るとなんかうれしくなる。
サイン会の様子を撮ってるとピースしてくれる会長、やさしい…。
サイン会終わってもまだたむろする濃い目のファンにお手振りしてくれる社長と会長。
控室に引き上げるのを見届けたい濃い目のファンに来日外国人アーティストのように手を振ってくれる会長。
スイッチトオンカッパにお越しいただきありがとうございました。 pic.twitter.com/pW0wPjwK25
— 明和電機 (@MaywaDenki) May 8, 2022
こちらこそ、ありがとうでしたよ!
とろノーム(魚型メトロノーム)に合わせ数分間、ずっと瞬きをしていたのが本日、隠れドSを演じ切るいちばん緊張したシーンだった。気付いた?
— 土佐正道 (@MasamichiTosa) May 8, 2022
え、まったく気づかなかった…。
ライブ翌日に上がってた動画。兄ちゃん、仕事早い。
楽しかった…。
あいみょんのライブではOLさんが泣く、という話をライブ中どっかでしていて。
それにすぐ答えられる鍛えられたファン。
スイッチトオンカッパ見たかった。十代の頃、実際に見ることなく紙媒体から追体験したパフォーマンス。月報の正道さんの文章、写真から想像を膨らませていき気がついたら明和電機の大ファンになっていた。
— Yuri Suzuki (@yurisuzuki) May 8, 2022
ええ話やなぁ。泣ける。
2日連続でちがうライブを見せてくれた明和電機。
画報でしか見てなかったものが生で見れたのは大きい。
ファンになりたてのころを思い出したなぁ。
カラオケとかでオフ会して、ゲーセンにあった名刺作る機械や上手な人は自作の名刺を交換したり。
今はなきうめだ花月での事業報告ショーとか、大勢でUSJへ社服で行ったりとか。
あの頃の楽しさが忘れられなくて、ここまで来ました…。
次はどこでなにを見せてくれるの?
まだまだ追いかけますよー!